ジムニー けん引フック
(純正トーインフックの強化)&(純正バンパー)

リア用けん引フック

ジムニーのけん引フックは色々ありますが、
純正バンパーのまま装着できるのは意外とありません。
APIOが有名ですが、↓

↑実際装着するとフックの穴が前に飛び出た形、使うには便利なのでしょうが
どうも いかにも〜って感じです。
 探していたら 以前スペアタイヤのブラケットの延長ボルトを購入した
ワイルドグースから 純正のタイダウンフックを補強するけん引フックが出ていました。

↑これがワイルドグースの製品で 左用 右用です。

↓右用は完全ボルトオンなので 何にも考えなくて済むのですが、

↑ビフォアー アフター (あっ上のステアリングギアボックスと共締めの17mmは1000Kgネ)

左用は↓

@角フレームに8.5mmの穴を一箇所あける必要があります。
A角フレームの内側にナットをあてがい、外からボルトを締めます。
※このAの作業にはフロントバンパーを取り外す必要があるのです!
フロントバンパーを外すのは実はメチャクチャ面倒なのですよ
今回この左用の強化フックを フロントバンパーを外さないで作業してみます。


これが 今回のスペシャル作業に必要になるパーツ、道具類です。
●左の緑のが1.2mmのハリガネ、これが 今回の切込み隊長です。
△上にある4mのは 1mmの釣り糸 これはエマージェンシー用で 
 長さは60センチもあれば十分、またテグスに拘る必要はなく、タコ糸などでもOK
●右にあるのが 主役の金剛打の6mmのロープ 2mもあれば十分です
 金剛打ちである必要はありません 6mmのロープなら用は足りると思います。
★下の部品は M8の12mmツバ付きナット と 回り止めに使うピンです。
 このピンは何でもかまいません 
 要は手の届かない角フレームの内側でナットが空回りしなければOK
△2液混合のエポキシ接着剤 速乾の強力タイプがGood
◎ゼリー状の瞬間接着剤。

後記 ●必要(代用品でも可能) △不要だった ◎必要


↑★部品として使用する12mmのナットに回り止めの足をつけたパーツです。


↑黒いほうは添付部品でセットになっているハリガネ付きナット、
下は今回作成した部品、
※ちなみにこの黒い添付部品のハリガネをナットから4センチ位に切って、
  その先っぽを丸く糸を通す輪をつくれば これでだけでOK

★なのでこんな自作の部品は不要なんですが・・・
今回は 添付部品は万一の予備ために使用せず、自作の部品を使用してみました。


↑実際はこんな感じでボルトとペアーに、これで角フレーム、フックの鉄板を挟んで固定します。

さて 作業開始します。
ドリルの穴あけ作業がありますので、タイヤを外します。


作業前に あたりをブレーキクリーナーで綺麗にしておきましょう。
 ついでにシャーシークリアーも忘れないうちに吹いておきましょう。


↑鉄板をあてがい、それを物差しにドリルで8.5mmの穴をあけます。
 角フレームは非常に薄い なんと約1mm!!
   なので 電池ドリル(電気ドリルじゃないよ)でも簡単に開きます。
※さてここで問題です。
 ネットの書き込みなどを検索してみると、バンパーを外すのが面倒なため、
  ここにタップを立ててお茶を濁した・・・って数件見つかりました!
   アハハ! 面白い! 
  厚さ1mmの鉄板にピッチ1.25mmのねじ山が切れますか!?
   そりゃ〜ただネジが引っかかって留まっているだけ・・・・。

まともに性能を期待したければちゃんと工作しないとダメですね。
 実は私も最初はタップ作戦を考えましたが、鉄板の厚みを確認したら・・・
   考えるだけ馬鹿でしたねぇ〜


↑穴が開いたら(もちろんちゃんと位置を確認して 問題あれば 穴を広げて修正してください)
穴から 前方へ向かって 緑のハリガネをスルスルと押し込んでいきます!
 すると バンパーとフレームの先端の隙間から ハリガネが出てきます
 ここにはなんと1.5センチくらいの隙間があるんですよ。
  この隙間からナットを押し込もう という作戦です。

↑ハリガネが先端から取り出せたら、 穴側のハリガネにロープをつなげて
今度はハリガネをゆっくりと先端から引っ張りながら、 穴からロープを押し込みます。



↑出来上がると 全部がロープにかわりました。

↑ ロープにナット金具を通します。 裏表を間違わないように!
ナット金具の輪に通してあるのは テグス、 これは失敗したときのエマージェンシーです。
ループにして 先端をフレームから出しておき、万一失敗の時は引っ張って取り出します。



↑ロープの先端から30センチくらいの所まで金具を移動して
  先端側のほうに結び目を作ります。
▲結び目ができたら ツバ付きナットのツバにたっぷりと2液エポキシを塗りたくります。
▼実は私は1回失敗して・・・、ここはゼリー状のアロンアルファーのほうがいいかも知れません。
※後記 その後検証のために何回か外して取り付けをしてみましたところ
 ツバの内側外周部分に一周 ゼリータイプの瞬間接着剤 が一番よさそうです。
※瞬間接着剤なので、穴からの修正は1回限り、数秒以内に位置を合わせ、
 すかさず数秒引っ張って固定します。
 

↑接着剤を塗ったら、すかさず 先端の隙間から金具&ロープを押し込み、
同時に 穴側から金剛ロープを引きます。
穴から覗いて しっかり穴の裏にナットが来ていることを確認し、
 必要があれば、ロープを軽く引っ張りながら小さいマイナスドライバーなどで
  裏側のナットの位置を※素早く微調整してください。
 位置が問題なければロープを強く引き そのまま数分 接着剤が安定するまで 保持します。


↑ロープを引いて保持している段階で 次の手順に備えて
鉄板を下のボルト2本で借り止めしておきます。
 数分たって接着剤が安定してきたら 穴の根元でロープを切断して
そぉ〜〜っと 先端からロープを引っ張り出します。


↑あとは慎重にボルトを締めこんでいきます。

12mm(M8)ボルトですので400Kg程度が適正トルクと思われます。

↑出来上がりの裏の様子。
ボルト、スプリングワッシャー、 平ワッシャー、鉄板、タイダウンフック、平ワッシャー、ナット
の順番ですが、スプリングワッシャーはナット側でもかまいませんし、
外側をナットにしてもOKです。 お好きにどおぞ!
(正しくはスプリングワッシャーは締め込む方側に・・・、ボルトを回して締めこむのならボルト側、
       ナットを回して締めこむのならナット側にスプリングワッシャーを使います。)


↑出来上がりぃ〜
あっ そうそう 鉄板をつける前にフレームやその回り、
鉄板の裏表に シャーシークリアーを吹いておきましょう。
鉄板と鉄板の合わせ目は格好の錆の餌食ですから。


※後記 その後何回か 取外し・取付け・検証してみましたところ、
より安全で成功率が高く、コスパのよい手法として、

@角フレームへの 穴あけ、穴の修正
Aフレームと鉄板の裏側(張り合わせ面)にシャーシークリアを吹く
B鉄板を下のネジ2本で仮止め(7〜8割止め)
C穴から緑の針金を通し、ロープを繋ぎロープに入れ替える

D↑★金具は添付部品の針金を5センチくらいで切断して、
  輪を作り(結構硬い、硬くないと回り止めにならない)★、
 ここに1.2mmの針金を30センチくらい結ぶ(テグスよりハリガネのほうが良)
Eこの金具をロープに通し、ロープに結び目をつける
●ここで接着剤を付ける前に、ロープを引っ張って、引き入れる練習をしておくとGood!
 ついでに、ロープの結び目の穴側(引き手側)5センチ位の所にマジックで印を付けておくと更に良。
Fツバつきナットのツバの内側の外周部分に1周ぐるりと ゼリー状の瞬間接着剤をつける
G※瞬間接着剤なので位置あわせは1チャンス、数秒以内に位置調整※
Hすかさずロープを引っ張り、10秒もすれば固定される
Iロープを金具の根元でカットし、細いマイナスドライバー等でロープを押し込み、角フレームの内側に落とす
Jボルトをゆっくり慎重に締めていく、
Kある程度ナットに食いついたら(スプリングワッシャーがつぶれる前くらい)、ロープを前から取り出し、
L金具につけた針金をピーンと引っ張り、近所の適当なパーツ(バンパーの固定金具等)に仮止め
M下の2本のネジの本締め 400Kg位
N再度上のネジに戻り、本締め このときに針金が巻き込まれないよう確認
O最後に仮止めした針金の先端を邪魔にならないところに固定
P仕上げに全体、裏にシャーシークリアを吹いて出来上がり



↑地面すれすれから覗き込むとこんな感じです。 見る人が見れば判る!これがいいんですね。


さて今度はリアです。
リア用の左は同じくワイルドグースから純正トーインフックの強化するフックが出ています
 んが右は純正マフラーなのでそれは使えません。
どうしようか悩むのも楽しい時間ですよね

20141018 取りあえずリアの左(助手席側)だけでも付けちゃいましょう!
またワイルドグースで買ってきました。



↑これがリアのトーインフックを強化するけん引フック
フロントの左側と同様 角フレームに1箇所穴あけが必要です。
今度はM10なので、10.5mmの穴が必要(10mmのドリル刃でもこじればOK)

リアタイヤを外して作業します。

リアのナンバーを外して、この黄色い角フレームの穴からハリガネを入れます。
目視で作業できますので、フロント左よりもはるかに楽ですよ。

下のネジで借り止めして、角フレームの穴あけ位置を決めます。

10.5mmで穴をあけ、たっぷりシャーシクリアを吹いて本締めします。
M10なので500K位でいいでしょう。

ビフォ       アフター

隙間からちらっと見えるこの赤がチャームポイント
見る人が見ると判る・・・ ってのがポイントですね




リアの右(運転席側)はまだ何をつけようか悩み中
まあ片方ですが着いていれば無いよりはマシでしょう?

リア右を付けたらまた追記します。





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