ユーザー車検

愛車ジムニーは来年28年1月20日で車検満了です。
続けて乗るには継続車検を取らなくてはなりません。
継続車検は満了の1ヶ月前から受けることができます。

2015年12月22日 平日の火曜日 有休をとって・・・
さて新車購入なので3年目 1回目の車検です。
新車なのでディーラーに聞いてみたら・・・なんとセットで7万強!
(この金額は 普段のメンテナンスは自分でやっているので、何もしないてくれ! という値段です)
なんじゃぁ〜そのプライスは! 何をするとそんな金額になるんだ?
あまりにアホらしいので ユーザー車検にします。

3年で5万4千キロ走行です。 18,000Km/年ですね。
  通勤では使っていないので、それを考慮すると、かなり走る方だと思います。
 さて車検に先立ち、テスター屋を予約しておきました。
今回お世話になったのは 早川自動車、品川陸運(車検場)のすぐ向かい。
○ライトの光軸だけ ○テスターだけ ○テスターと下回りのチェック+車検合格まで
等いろいろなメニューがあり、オーダーメニューもあるようです。
 ここを通せは普通の車は問題なく車検もOKでしょう。
車検は 車検場に予約が必要ですが、
セットメニューで車検場への予約もついでに入れてもらいます。
※軽自動車検査協会のHPからネットで車検の予約ができます。

車検前に事前に支払いを完了しておく必要のあるものが
●自賠責24ヶ月(次の2年分) 軽=26,370円
これはテスター屋さんで手続きできますので、当日支払い。
(自賠責の保険会社に拘る人は少ないですが、指定の保険会社があるのなら
 直接どこの保険代理店でも自賠責を購入できます)
○予約した0830からテスター、光軸、下回りのチェック、自賠責の支払い 等を済ませ
車検場へ向かいます。
普通車(自動二輪やトラック・バスなども)すぐ向かいの品川陸運ですが、
軽自動車は車検場が違い、軽専用の車検場へ向かいます。
品川陸運から数キロ北へ・・・。 到着ぅ。
(東海道新幹線の車庫への引込み線の脇)

こんな三角形の敷地です。
上の4番が車検のライン、実質1レーンだけです。Aから入ってBから出てくる。
Cの部分が事務所になります。

こちらがそのCの部分の右側。
まずはここで、重量税 6,600円、検査料1,400円を払います。
重量税の納付の用紙や継続車検の申請のマークシート(30円)もここで購入し、
必要事項を記入します。

これが重量税 いやぁ〜軽は安いねぇ〜。

これが検査料の納付印

これが継続車検の申請のマークシート(30円)

コレが車検の検査時に使うチェックシートで
印字機でチェックを検査ごとにチェックを追加していきます。

用紙の右側、走行距離を書くところもあり、新しい車検証に距離も記入されます。
(メーター巻き戻しを防ぐために、直前の2回分の車検時の走行距離が記録されます)

軽は4ラウンド制のようですね。

こんな注意事項が書いてありますので、並んで待っている間に、ざっと目を通しておきます。

↑さてここがラインの入り口写真Aです。
ここから先は撮影禁止なので 文章だけになりますが、
○ヨウツベ等にはドラレコでの動画が結構出ていますので参考にしてください。
(ドラレコは他人の車が映らなければ撮影可能です)
また軽自動車検査協会のHPにもアニメの動画での説明もあります。
全くの始めての場合は係員にその旨申し伝えると、
 暇な係員は付き添ってくれる(場合があります) あっここ品川の軽だけカナ?。

●○1 外観検査 これは係員が目視による検査です。
 係員にチェックシートを渡し、 指示に従い
□スモールランプ、ヘッドライト、LO HI、フォグ(付いていれば)
右、左ウインカー、ウォッシャー&ワイパー、クラクション。
(ウォッシャー液が出ないと(切れていると)アウトですよ)
 続いて係員が後ろに回るので、
□ブレーキ(ランプ)、バック(ランプ)、右、左ウインカー、ファザード。
で検査します。
 次にエンジンを止め、車から降りてボンネットを開けて、支え棒をセットします。
□エンジンルームの外観チェック、車体番号の確認 などを行い
続けて車内のチェックに入ります。
□ここでは窓のフィルム、ギアーのパターン表示、ライトのハイビームの表示灯
オドメーターの走行距離、そして発炎筒の有効期限 などがチェックされます。 
保安基準適合のLED発炎筒なら無期限(ちゃんと点く事)
これで外観チェックは終わりです。 ここでは係員がハンコを押し 
チェックシートを受け取ります。

●○2 車を少し進ませ、次が排ガス検査です。
エンジンをかけたまま 車を降りて、マフラーにプローブを差し込みます。
約1分少々で結果が出ますので、プローブを元の位置に戻して
その結果を 印字機でチェックシートに記入し、「進入」が出るまで車内で待機。
 排ガスクリアーのために エンジンが完全に温まっている状態で測定しましょう!
 またプローブを浅く差し込んでも測定結果には変わりありませんヨ!

●○3 さて「進入」が表示されたら 続いてサイドスリップ検査です。
その先の 止まれ!まで ※ゆ〜〜っくり ※絶対にハンドルを切らずに 進みます。
 アライメントが狂って居なければまずOKでしょう。 ここでは印字機はありません。

●○4 止まれの先 が マルチテスターになります。
指示される位置までゆっくり車を進めていきます。ローラーにタイヤが乗ればOK
□まず スピードメータの検査です。
 自分でシフトアップしていき 時速40Kmになったらパッシングします。
□ブレーキの検査です。 「ブレーキ踏め」がでたら
 力強くブレーキを踏みます(甘っちょろい踏み方だと不合格)
□続けて サイドブレーキの検査です。 これも指示に従い「サイド引け」で
 しっかりサイドを引きます。
□そのまま ライトの光軸(&明るさ、照射パターン)の検査です。
 ライトをロービームにして 結果を待ちます。
 ※以前はハイビームでの検査でしたが、現在はロービームでの検査です。
結果が出たら そのまま次の検査に車を進めます。 ここでも印字機はなし。

●○5 最後の検査 リフトアップして下回りの検査
□ゆっくりレールの上に侵入していき、スライド板(ここだけ色が違う)に前輪が乗るまで進みます。
前輪がスライド板に乗ったらハンドルを目一杯切ってエンジンを止めます。
(品川は先に左、そのあと指示で右でした)
リフトアップされますので じ〜っと待ちます。 カンコン、ゆさゆさ されますが気にせずに
□途中でハンドルを逆に切る指示が出ます。 重ステですが、頑張って逆に切ります。
 指示に従って 直進状態へ戻します。(窓からのぞいてタイヤがまっすぐかを確認します)
□最後にナンバー灯のチェックのため ライトをつけます。
リフトダウンされて 終了です。 ここでの印字機は 係員が行います。
  チェックシートを受け取り、

写真B この出口から出てきます。
検査の所要時間は10分程度で済んじゃいます。
※車検場によってレーンの数や、順番が違ったり、印字機の回数や方法が違いますが、
  基本的には(普通車も)同じ項目を ほぼ同じ手順で検査していきます。
んで車を駐車場へ移動し、事務棟にて
新しい車検証、新しいステッカーを受け取り、全てのイベントは終了になります。


新しいステッカーは一回り小さくなってかっこいい(前よりは)です。
どうせなら普通車くらいに さらにもう一回り小さくすればいいのにねぇ〜。

さて 今回の車検にかかった費用は・・・
重量税  6,600円
自賠責 26,370円
車検料  1,400円
マークシート  30円
小計  34,400円 これは法定費用。

その他に
テスター及び車検用検査一式 8,640円 (単純テスターだけなら もっと安いですよ)

合計で  43,040円
ディラーでの半額近い金額で車検が完了できました。(わぁ〜い)

エンジンオイルの交換は自分でやってます!
 というくらいの技量・車の知識がある方なら
ユーザー車検は安くてお勧めですね。 やらない手はない。
(車が無改造のこと 改造してたら知らねぇ〜よ 自己責任で解決しなさい)
あっそうそう A4のバインダーは必須ですよ。


ところで、ユーザー車検もディラー車検も同じですが、
※車検とは その先2年間の車の保障をするものではありません
検査したときに基準に合格しました というだけです。

自分でメンテナンスしないで(できないで)車検のときに直してもらおう・・・
という方はディラーで超高い車検費用を払ってください。
 まあディラーや車検に群がるGSやオートバック○などのショップ等・・・
ようは 整備料金としてボッタくれるから 熱心にセールスしてるんですがね(笑)

20171225追記 5年目 2回目の車検もユーザー車検で受けてきました。
 ちょっとハプニングがありましたが(笑)↑


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