KY−3A

今ではアマチュア無線から撤退して業務用無線、携帯電話等が主力のJRC
日本無線の電鍵KY−3Aです。

新品が欲しくてメーカーにデッドストックを探してもらいましたが、案の定
どこにもありませんでした。
しかたなく中古をオークションで購入しました。

つくりがしっかりしているため 余程のジャンクで無い限り磨けば光ります。
性能劣化もまずないでしょう。








純正の裏のジャンパーはちょっとコストダウンのためかいいかげんで、
メイン締め付けボルトとジャンパー用の銅線を1つのワッシャー&ボルトで友締めされてます。
 こんないいかげんじゃ やだぁ〜 なので 本来の機械的設計どおりに、
まずは ワッシャー&ボルトで接点や支点枠をしっかりと固定し、
さらにワッシャーをはさみそこにジャンパー用の銅線 ワッシャー&ボルトでしめてあります。
 これをするために 支点枠に使われているM4の皿ねじは純正より5mm長い25mmの
ステンレスボルトに交換しました。
ついでに 底板の2mmの重石鉄板と止めるためのM4−25mmのボルトも純正の鉄から
ステンレスに交換しました。

この電鍵は、評判どおり物凄く打ちやすく、意図したとおりに クイックイッっと
符号が叩けます。

808よりもさらに歯切れがよくダイレクト感覚抜群で 1番のお気に入り電鍵です。

どのくらいお気に入りかって?    もう1台買っちゃいました。
HOME QTH(実家)用で1台仕入れてしまいました。



カタログにないスペック(といってもすでに製品自体新品ではないのでカタログも無い)
支点から接点までの距離     (A)  37.0mm
支点からツマミの中心までの距離(B) 78.0mm
ストローク比(B/A)            2.11
ツマミの直径                 30mm
机面からツマミまでの高さ         78mm
重量                      920g
※分解して計測した訳ではないので、寸法には測定誤差があります。


KY−3Aの打鍵音

















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