上級救命講習 ☆56☆のページ

2015年9月20日上級救命再講習はこちら

救命講習 とは
 各都道府県の消防が管轄している講習で、普通救命講習、上級救命講習等があります。

○普通救命講習は 講習時間3時間、。料金1400円(東京都の場合)
 心肺蘇生、自動体外式除細動器(AED)の使用方法、窒息の手当、止血の方法などを学ぶコース。
一種の運転免許の取得時講習とホボ同じ内容と想定されています。

○上級救命講習は 講習時間8時間、。料金2600円(東京都の場合)
 普通救命講習(自動体外式除細動器業務従事者)の内容に、
傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法を加えたコース。
 初めて応急手当を学ぶ方も対象としています。
こちらは二種の運転免許の取得時講習とホボ同じ内容になります。

東京都の講習の場合原則は、東京に在住、勤務、通学等東京に絡みがある方を前提としていますが、
 受講資格(年齢、経験など)はなく、だれでも受講できます。
 近所の消防署でも案内されていますので、ご確認ください。
東京都の場合は電話予約の他、ネットでも予約できます。
 ただ、土日の講習は非常に人気があり、2ヶ月前にはほぼ満席になりますので
早めに予約しましょう。

さ〜て2013年1月12日 土曜日 晴れ
北区防災センターにて 上級救命講習を受講してきました。








朝9時から講習開始です。
まず午前中は、成人対象のAED、CPR(心肺蘇生)の実習が中心です。
 普通救命講習は ここまで共通です。

 今回の講習内容は2010のレギュレーションです。
このレギュレーションでは
 胸部(胸骨)圧迫(←以前は心臓マッサージとも呼んでいた)を
1分100回の速さで、30回+人口呼吸2回 これの繰り返しです。
 人工呼吸はワンウエイバルブを持っていない場合、感染の心配な場合等は省略しても可
また人工呼吸は1秒かけて、胸が膨らむくらいまでで、
 深呼吸して吹き込んではいけません!
このときとくに気道確保が重要ですが、
しっかり入っても入らなくても2回で、また胸部圧迫に直ちに戻ります。
とにもかくにも胸部の内圧を高め、酸素を脳に送り込み続けることが最重要です。

 ここで初めて判ったこと!(何を今更ですが)
(医学的に正確じゃないですが、素人にも解り易く説明すると・・・。)
AEDは心臓に電気ショックを与えますが、
これは心臓を動かすものではなく、心臓を止めるものです。
 心臓が細動(痙攣)をしていて、血液が送られない状態
これをAEDの電気ショックで、一旦心臓を止め!
そのあと胸部圧迫で1分100回のペースで
正しいリズムを呼び覚ますのです。
ですので、AEDを行った後も引き続き胸部圧迫が必要になります。
(これはAEDの音声案内でも指示されます)


お昼ご飯の休憩を挟んで、午後の講習です。
上級の講習には、子供、乳児に対する AED、CPR(心肺蘇生)が加わります。

乳児の異物誤飲ですが、逆さ釣りにして背中を叩く行為はご法度です。

複数の班に別れ、直接指導を受けます。

今回の参加者は下は19歳から上は60位まで21人
まさに老若男女さまざま。
 しかし皆さん自発的に参加(ほんの数名は業務命令)なので
物凄く熱心です。 私も大いに刺激されました。


講習を受けると街中のAEDが気になるようになります。

このようなテキストに沿って講習が進められます。

これが上級講習の教材です。 受講料の2600円に含まれています。
右はみんな知っている三角巾、左はワンウエイバルブで人工呼吸に使います。

直接口同士を触れることなく、効率よく息を吹き込むツールですが、
普段からこんなもの持ち歩いている人はおらんでしょう・・・。

子供、乳児の救命のあとは、この三角巾を使った応急手当ての実習です。
三角巾は包帯代わりにもなり、これ1枚で全身どこの怪我でもカバーできる
という汎用性があり、家庭や会社の救急箱に常備すべき超便利物。
ですが・・・その使い方を知らなければ 宝の持ち腐れです。
 ちなみに三角巾はナイチンゲールからだそうです

講習終了時に効果測定の筆記試験があり、
合格すると3年間有効の終了証がもらえます。
後記       ↑まだ3年経ってませんが
2015年9月20日 再講習に行ってきました。


講習は受講しましたが、身内の場合なら対処できるだろうけど・・。
いざ他人の要救護者に出くわしたときに
果たして講習どおりの模範的な行動が取れるかは
全く自信がありません。
 しかし受講して正しい知識があるのと無いのでは雲泥の差
是非一人でも多くの方に受講してもらいたいと思います。

最後に
他人に対して救命処置を行ったその結果 残念な結末の場合についてですが・・・
法的に善意の救命行為を行った者が処罰されることはありません。
 逆に、救命できるのに(能力があるのに)何もしなければ・・・
・・・それは「見殺し」です。
 救急救命は最初の5分が生死の分かれ目、救急車が到着するまでに
なにか出来ることはあるはずです。
 救急車を呼ぶ、AEDを探しに行く、人を集める・・・これも立派な救命行為です。
 勇気が80% まずは勇気を出して、声を出して・・・です。



さ〜て 次は何を目指そうかな??



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